
種類はあるの?
ウォーターサーバーにも種類があるの?
日本は世界的に見ても「安全に水道水を飲むことができる国」です。意外に思われる方もいるかもしれませんが、水道水をそのまま飲むことができる国というのは極限られたものとなっています。日本をはじめ、インフラ整備が高度なアメリカやヨーロッパの一部の国だけが水道水をそのまま飲んでも問題ないと言われています。逆に、これらの国以外の水道水は一度沸騰させないととても飲むことができないと言われています。また水道水の質が高いと言われているヨーロッパの国も人によっては飲んだだけでお腹が緩くなってしまうことも知られています。
日本の水道水は安全性が高く、それでいて干ばつなどの自然災害がない限りはいつでも手軽に飲むことができる、まさに「湯水のように使う」ことができる世界的にも評価の高いものなんです。しかし、現在の日本では水道水を直接飲む事はあまり無くなってきました。もちろん住んでいる地域にもよりますが、基本的に都心部に住んでいる人達は水道水をそのまま使うのではなく、ミネラルウォーターやウォーターサーバーを導入する人が増えてきています。どうしてウォーターサーバーを利用するようになったのかというと健康や美容に良いというだけでなく、単純に水道水が美味しくないからという理由も上位を締めているんです。
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どうして日本の水道水はあまり美味しくないのかというと水質を保つために塩素がたっぷりと使われているからなんです。ウォーターサーバーに使われているミネラルウォーターは特別なフィルターを使って余分なものをろ過したり、あるいは採水されたものを最小限の処理だけして美味しい水のまま提供することができています。しかし水道水は水源から浄水場を通し、塩素を添加することによって人にとって有害なものを取り除いています。水源というのは工業地帯や住宅地、農作物地帯といったところを通ってきた水ですので当然汚染されたものとなります。それを浄水場で処理しているわけですのでそれなりの塩素を使用しないと飲めるものではありません。
日本は世界的に見ても降水量が多く、河川の数も多いため1人あたりの水分供給量は世界でもトップクラス。それなのにわざわざサーバーを導入するのは美味しい水を求めているからなんです。10数年前までであれば「わざわざウォーターサーバーをいれる理由が分からない」「ミネラルウォーターを買うなんてお金の無駄なんじゃないか」という人もたくさんいたと思います。しかし、産業排水や家庭排水などの理由から大量の塩素を使わざるをえない状況になってしまい、結果的に水道水をそのまま飲むことをほとんど無くなったということになります。
水道水が美味しくないのでウォーターサーバーを導入するのが良いと言われていますが、ウォーターサーバーを設置する面積がなかったり、お水にお金をかけることに抵抗があるという人もいるでしょう。そこでできるだけ水素水を美味しく飲むためのコツを紹介していきます。まず一つは沸騰させるということです。水道水が美味しくないのは塩素が大量に含まれているか。実は塩素は沸騰させてあげると抜けます。そのため水道水でも美味しく飲むことができるようになります。しかし、塩素が抜けるということはその分殺菌能力が低下するということ。例え冷蔵庫で保管する場合でもできればその日のうちに飲み切るようにしましょう。
また、朝一番の水というのは水道管の中に溜まっている水なので飲み水としてはあまり適していません。夜中はみんな寝ているため水道水を使わないのでどうしても水道管の中に水が滞ってしまうわけです。ですので最初のうちはある程度流してから飲み水として使うようにしましょう。最近では小学校でも水筒を持参の所があります。そのたびに水道水を沸騰させなくてはならない、となると時間的にも厳しいですよね。やはりウォーターサーバー最も手軽だといえます。最近では卓上タイプのコンパクトなものも多く登場していますので場所がないという方はこれらを検討してみてはいかがでしょうか。
ウォーターサーバーはそのまま飲むのも良いのですが、様々な活用方法があります。例えば、毎日のお茶やコーヒー、お酒の水割りやお湯割りなど飲み物に関する活用術もあれば、料理のだしをとったり、ご飯を炊くのにも良いです。特に緑茶やコーヒーは使う水の種類によって味の特徴が異なってきます。緑茶の場合は軟水を使用すると緑茶のうまみ成分を引き出しやすくなり、より甘い緑茶を作ることができます。硬水を使って緑茶を入れた場合は渋みを抑えたまろやかな味なります。
コーヒーについてもほとんど同じことがいえ、軟水だとコーヒー豆の特徴を活かした味に、硬水だと苦みや渋みをおさえた飲みやすいコーヒーを作ることができます。またご飯を作るときにウォーターサーバーを利用するのもおすすめです。ご飯を炊く場合軟水が最も良いと言われています。これによってご飯にミネラルを加えることができるだけでなく、甘みを高めてより美味しいご飯を炊き上げることができます。ウォーターサーバーを使ってだしを取る場合は硬水よりも軟水、あるいはRO水の方が引き出しやすいので覚えておきましょう。このように、ウォーターサーバーは実に様々な場面で利用することができます。毎日の水分補給として活用するだけでなく、お茶や料理などにも役立てていきましょう。