水の成分をチェック

何が含まれているか？

ウォーターサーバーが毎日の健康や美容を作るのに良いと言われていますが、それはウォーターサーバーで使用しているミネラルウォーターの中に溶けこむミネラルによってもたらされる部分が大きいです。そもそも毎日の水分補給に役立てることができるだけでなく、普段の生活の中で不足してしまいがちな栄養素を摂取することができると考えるとメリットは大きいですよね。水には硬度があります。硬度というのはカルシウム量とマグネシウム量がどれくらい含まれているのかということで、日本人にとって馴染みの深い軟水は100ミリグラム以下のものになります。ヨーロッパ圏など海外の水は300ミリグラム以上の硬度を持つ硬水が多いです。

このようにミネラルウォーターにはマグネシウムやカルシウムといった成分が豊富に含まれています。これらのほかにも、ナトリウム、カリウム、リン、サルフェート、重炭酸塩、シリカといったものもミネラルウォーターの代表的な成分です。いくつかは良く耳にする名前ですが、全く聞いたことがないというものもあるかもしれません。それではそれぞれのミネラルが持つ効果をチェックしてみましょう。

ウォーターサーバー選びで失敗しないためにはどのような点に気をつければ良いでしょうか。まず最初にチェックしたいのはどのような目的で利用するのかということです。味を目的としているのなら軟水に分類されているものがおすすめ。日本人の口に合いやすいです。料理をメインにするという場合もやはり軟水が良いでしょう。健康効果を期待して導入するという場合はバナジウムやマグネシウム、カルシウムといったミネラルが豊富に含まれているものを選んでいきます。

ただし赤ちゃんが口にするウォーターサーバーを選ぶ時には硬度が高すぎると負担が大きすぎるため避けるようにします。また、どのタイプにするのか、ライフスタイルに合わせたものを探すことも大切です。例えば、家にいないことが多い人は使い切ったボトルを回収するリターナブル方式よりもそのまま使い捨てすることができるワンウェイ方式の方が使い勝手が良いでしょう。その他にも見た目のデザインはもちろん、部屋のインテリアとして違和感のない色を選ぶなど見た目についてもこだわって探していきたいところです。それと注意しておきたいのが購入ノルマの点。いくつかのウォーターサーバー会社は購入ノルマを設けている場合があり、特に少人数の家庭では購入ノルマを達成することが負担になってしまうこともあります。